9日の成人式では長野だけで250名程のお客様にお手伝いさせて頂きました。
例年にも増して特徴の有る振袖が多く、本当に素敵でした。
帯締め・帯揚げには流行が表れていました。
半衿は一段と個性的なものが多く、それぞれに趣が有りました。
本来、半衿はきものの衿の汚れをカバーするためのものですが、
きもの姿を引き立てる大きな役割を持っています。
大正から昭和の始めにかけては「流行は半衿から」と言われる程、
華やかな衿元で1つの文化を作り出しました。
今は白がとても多く、衿元の白は欠かせないものですが、
おしゃれ着には思い切りご自分の感性で衿元の演出を
楽しまれると良いと思います。