前結びきもの学院 信越本部|一人で着物が着れる|かんたん♪ きれい♪ 着くずれしにくい♪ 苦しくない♪
子供の頃から七夕と言えば短冊に願い事を書いて
笹に吊るすと思っていましたが、
珍しい七夕の催しに出会う事が出来ました。
“松本七夕人形”です。(長野県は月遅れの七夕が多いと思います)
板の人形にきものを着せ家の軒に吊るし、
いくつかの事を願われるとの事です。
その一つに裁縫の上達の願いも有る事をお聞きし、
昔から伝えられている行事で有る事に、
なにか暖かいものを感じました。
紙のきものを毎年重ねて着せ、嫁ぐ時には
持って行かれる人形もありました。
その着ぶくれが一層伝統の重みを感じさせてくれました。
♪国重要有形民俗文化財指定 七夕人形♪
又、「カータリ」と言う珍しい人形も飾られていました。
天の川の水嵩が増えた時には、織姫様や彦星様のきものが
濡れない様に背負って天の川を渡ると言う人形で、
きものが短く足が長くなっていました。
“川渡り”がカータリとなった様です。
きっと各土地にも珍しい地伝統行事が数多く
有る事と思います。何れも幸福に生きていく
事が出来る様にとの願いが込められたものが多く、
それはいつの時代でも変わらない思い
なのではないかと思います。
普通にいられる事への感謝の気持ちを
忘れてはいけない事、改めて教えられた様に感じました。
♪美男子 彦星様と♪