今年も本当に色々な事が有りました。
例年になく悲しい知らせが多く、正直“どうして”と思ってしまいました。
そんな中、今年こうして健康でいられる事への感謝と
来年が少しでも穏やかな年である事をお願いに
“年末詣”に安曇野の穂高神社に行ってきました。
神社特有の凛として身の引き締まる様な、
それでいて“ホッ”とするこの雰囲気が大好きです。
自然と心が和んで素直な気持ちになります。
ちょうど「神竹灯(かみあかり)」の儀式が行われている期間で、
境内にはローソクの入った竹筒が1万本置かれています。
“神竹灯”とは不安な世の中を明るく照らす竹のように真っすぐに・・・
という思いが込められています。
由来は九州からこの穂高神社に嫁いできた穂高見命(ホタカミノミコト)を
姉が気づかってこの儀式を伝えたとの事です。
夕方になり竹筒の中に明かりが入ると、
なんとも言えない雰囲気に一変します。
【着物レッスンコーナー】
身近に見る縁起の良い模様の一部を紹介
松竹梅
寒きに耐え美しい緑色を保つ長寿
束のし
長く伸ばしたあわびを何枚も束ねたもの
七宝
7つの宝物が輪でつながっている
たちばな
天地の神の恵みを受けて生まれためでたい木
・・・雛壇の右側に飾られている
青海波
いつまでも絶える事なく寄せては返す穏やかな波
平穏な生活がずっと続いていく事への願い
うさぎ
来年の干支
新しい友達との縁に恵まれる
飛躍・チャレンジ・開運