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よね子先生ブログ

3月と言えば桃の節句 ひな人形

須坂市の世界民族人形博物館に行ってきました。

ここでの見ごたえは、なんといっても三十段ものひな段飾り、

おひな道具 合わせて1,000体もの人形が飾られています。

ぼんぼりに形どられたハートを中心に見事な飾りつけになっています。

今年の干支で有る丑のひな人形が5体 この1,000体の中のどこかに置かれていて、

探し出すのも楽しみのひとつになっています。

この段飾りの他にもたくさんのひな人形が、思い思いの衣装で出迎えてくれて、時間の経つのも忘れてしまいます。

吊るしびな一つひとつの意味には、全て子供の成長と幸福を祈る親の気持ちが込められえています。

お邪魔しました一軒のお酒屋さん。

店内は今の時期、博物館の様でした。

ひな人形をはじめ、主人の手作りによるひな屏風、ひな人形を描いた掛け軸、額絵

それは見事な作品が 所狭しと展示され、お酒類は影を潜めていましたが、

その中にワインとご主人の描かれたラベルが貼られたお酒が有りました。

私達のためにご用意して下さったという紅白の桃の木、何気なく置かれていましたが、心からのおもてなしでした。

子供の頃の様な気分でひな人形に夢中になってしまいました。

 

この後はいつもの自分に戻り、今日のテーマ“卒業式”の装いと今の袴についてお話ししました。